北欧食器が当たるかも!Xmas料理特集!

シエナ色の丘から    

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カテゴリ:コントラーダ

  • contradaの教会 Pantera
    [ 2010-02-08 20:05 ]
  • contradaの教会 Onda
    [ 2010-02-01 21:48 ]
  • 洗礼をおこなう噴水
    [ 2010-01-31 04:52 ]
  • contradaの教会 Torre
    [ 2010-01-27 16:52 ]
  • contradaの教会 Lupa
    [ 2010-01-24 23:32 ]
  • contradaの教会 Tartuca
    [ 2010-01-24 19:49 ]
  • contradaの教会 Valdimontome
    [ 2010-01-06 12:01 ]
  • シエナのコントラーダ
    [ 2009-07-16 22:51 ]

contradaの教会 Pantera

Panteraのmuseoの横にはもう一つドアがあります。
そこには、Stallaとあります。そう、馬小屋です。
Palioに出走する馬に数日間住んでいただくところです。

Museoからその内部を見ることができます。

内部にはこのように馬具がかざってありました。見事にすべて赤・青・白のトリコロールですね。
バカンスでパリオを観に来たフランス人はパンテーラを応援するそうです(笑)

上部にかざられているリボンのようなもの。これは、馬の額につける飾りなのですが、とても重要なものです。パリオのレースでは、騎手が落馬しても、一番に走り終えれば優勝となりますが、この飾りが取れてしまうと、その馬は失格となってしまうのです。
そしてお馬さんの入り口の方に回ってみると

立派な豹が守っています。これなら誰も大事な馬に近寄れませんね。
そしてMuseoの入り口にも豹が。

Museoを上から見るとこんな感じです。

宗教関係の宝物が収められた部屋。壁のブルーに黄金色が映えます。

こちらが会議室。正面奥、壁の飾りは木製の大きな豹。Coolです。

そして、テーブルの上にあった議事録。古さ、歴史を感じます。

神聖ローマ皇帝からマークを認められた文書。
これ以降、パリオには、各コントラーダのシンボルが登場することになります。

部屋の天井にも豹が。豹狩りの絵でいいんでしょうか???

一番奥の部屋に飾られていたのは、彼の肖像です。


エットーレ・バスティアニーニです。
このコントラーダの建物のリニューアルは彼の資金でなったものです。

Museoを案内してくれたおじ様は、バスティアニーニとは家も近く、仲がよかったそうです。
お葬式の際も棺の一番前を担いだのだと言っていました。「身長が同じ弟と一緒にね」
「コントラーダはまるで大きな家族みたいなものですね」と私が言うと、
「確かに昔はそうだったけど、今は、コントラーダの外に住む人も多いし、変わってしまっているよ・・・」
と言っていました。よそ者の私からすると、今でも十分、コントラーダの人々の強い結びつきを感じますが、少しずつ変わってきているのかもしれません。

ファスナーのついていないバッグを持って平気で歩ける街、シエナ。
私の知る限り、イタリアではここくらいではないでしょうか。
そんな安全を作り出している一つの要因、コントラーダ。
時代の流れにより多少変わることはあっても、このまま大切に伝統を守っていってくれることでしょう。
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by 55siena | 2010-02-08 20:05 | コントラーダ | Trackback | Comments(0)

contradaの教会 Onda



白と水色のさわやかなチームカラーのOnda(波さんチーム)。

その教会は、趣のある建物。
昨夏にバロック音楽のコンサートがあって訪れたことがあります。
チェンバロの音がとても似合っていました。

この建物の1階が教会で、地下がMuseoとコミュニティホールになっています。

美しい祭壇。


地下のmuseoに降りていくときに、案内役の方がおっしゃっていました。
この建物、上がキリスト教世界、下が市民の世界。
この2重構造がまさにパリオ、コントラーダなのです、と。
なるほどなぁ・・・
パリオは市民のものであるけれど、且つ、キリスト教の行事とも密接に結びついています。
ヨーロッパにおけるキリスト教というものを改めて考えさせられました。

地下のmuseoには、新旧いろいろなパリオ。


そして現在のパリオの衣装。

実際の行事でみるとこんな感じ。


階段の途中にOndaの偉人が祭られていました。
「Giovanni Dupre'」

彼は彫刻家です。その作品のレプリカがmuseoに展示されていました。

Ondaの人々にとっては大切な人。
この建物からカンポ広場に向かう道の名前にもなっています。

ちなみに、この道には美味しいリストランテがあります!(^^)!
人によっては、シエナで一番といいます。
滋味あふれるトスカーナ料理をぜひ味わってみてください。
[ La Taverna di San Giuseppe ]
Via Giovanni Dupre' 132 , 53100 Siena, Italia
tel 0577 42286

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by 55siena | 2010-02-01 21:48 | コントラーダ | Trackback | Comments(0)

洗礼をおこなう噴水

以前、コントラーダのご説明をしたときに、現在は、「生まれた子どものコントラーダは、
洗礼をすることで決める」ことになっているとお話しました。

その洗礼をする各コントラーダの噴水を見てみましょう。

こちらは、前々回にご紹介済みですが、遠吠えする「狼」。


「塔」の噴水はこんな感じで大掛かり。

あれ、「ゾウ」さんがいない?・・・ちょっと離れていました。


こちらは、「森」チーム。マスコットは「サイ」です。
ヨーロッパでサイというのもちょっと不思議な気がしますね???


そして今にも獲物を狙わんとしている「鷲」


そのネミーカの「豹」。こちらもポーズがキマっています。


昨年7月のパリオで優勝した「亀」


そのネミーカの「かたつむり」。どちらも子どもの像がかわいいです。

かたつむりさんチームの教会はとてもキレイなのでぜひ、訪れてください。

そして、この地区内にある教会の前の井戸。
昔、かたつむりさんチームが長年優勝できなかったときに、いらだった住民が、
マリア様の像をこの井戸に投げ入れてしまったそうです。そしたら次のパリオで優勝。
あわてて引き上げて、謝罪し大切にお祭りしなおした、なんて伝説がある井戸だそうです。
ちょっと違いますが、なんとなく阪神タイガースとカーネルおじさんの話を思い出しちゃいました。


学校があった地域の「竜」。噴水は動物の形でないところがユニークです。
シエナには、色で各コントラーダを現した小さなボールをおもちゃのコースに転がして、
パリオレースに見立てて遊ぶゲームがあります。(地域の集まりの時など、みんなで、
お金をかけて盛り上がるみたいです・・・(^^;))


こちらは、「カイコ」チーム。
お池のようになっていて、金魚が泳いでいます(^^)


そしてこれがお次に紹介する「波」チームのマスコット、「いるか」。
かなり怖い顔のいるかです。


噴水は、道路に面したところにあるコントラーダもあれば、コミュニティの中にあって、
普段は見ることができないものもあって、あと7つあるわけですが、残念ながら
すべては見きれませんでした~~~。
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by 55siena | 2010-01-31 04:52 | コントラーダ | Trackback | Comments(0)

contradaの教会 Torre

さて、象印の「塔」さんチームです。なぜシンボルがゾウなのかは、???・・・^^;

Museoの入り口。公開されるコントラーダのMuseoには、このような立て看板がでています。

ステンドグラスのゾウさんがお出迎えしえくれます。

ムゼオロビー。ここの地下(左の階段を下ったところ)に遺構があります。エトルリア時代の石壁も残っているそうです。

水車の模型。地下水で井戸をまわして利用していたようです。

左は、ピエモンテ風、中央と右は、スペイン風。いわれてみれば、なるほど、そんな感じ。パリオの衣装にも為政者の影響がみえます。

そして、ここがパリオの間。

これは、デザインにぬくもりがあって、ステキだなと思ったパリオ。

画面に大きく描かれているのは、シエナ及びイタリア全土の守護聖人、サンタ・カテリーナ。

彼女が守っているのは・・・

ミラノのドゥオモに、ローマのコロッセオ、フィレンツェのドゥオモに、パレルモのサン・カタルド教会、ナポリのお城・・・そう、イタリア諸都市です。

そして、これは、Contrada delle Torreが直近に優勝したパリオ。

2005年の前は・・・・・
1961年。塔さんチームは、なんと44年間も優勝できなかったのです!
塔チームの女性は、2005年の優勝の時、今まで生きてきた中で一番の幸せを感じ、皆、感激のあまり泣き崩れてたわ、と言っていました。
そのとき、50歳以下の人たちは、パリオの優勝を味わったことがなかったのですから、いやぁ、セネーゼにとっては、どんなにつらく長い間であったことでしょう。


その優勝の時に、Bruco(蚕さんチーム)からもらった、ゾウの置物。

各コントラーダには、ネミーカ(反友達)もあれば、仲良しさんコントラーダ仲間もあって、優勝すると記念の贈物をします。

そして、こちらが、教会の入り口。

中に入ると、



床には

この絵の厳かなたたずまいが素晴らしかったです。

案内役の方は、この教会は市民の手によって建てられたのが、他のとは違う特徴だと話していました。1526年「ポルタ・カモリアの戦い」で、勝利した後、再建されたものだそうです。

この「ポルタ・カモリアの戦い」は、シエナがフィレンツェに最後に勝った戦いで、セネーゼが誇りにしている、めちゃめちゃ大切な出来事。この30年後には、フィレンツェ・スペイン連合軍に負け、シエナはフィレンツェの支配下に入ります。

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by 55siena | 2010-01-27 16:52 | コントラーダ | Trackback | Comments(0)

contradaの教会 Lupa

LUPA、狼さんチーム。
地理的には、シエナの街の北西部分にあたります。
(ちょうど亀さんチームの真反対にあたるとも言えます。)

それまでnonna(長期間無勝利のチームのこと)だったCivetta(ふくろうさんチーム)が
2009年8月のパリオで優勝したので、現在、最も長い間パリオで優勝していないチームです。
おそらく20年間くらい???
(最長無勝利記録を持っているのは次にご紹介する「塔」チーム。)

ムゼオの入り口。教会の地下部分に位置します。

階段を下ると

パリオが展示されています。振り返ると階段はこんな感じ。





あれ、どこかで観たような狼さん?と思われた方も多いのでは。
そうです。シエナにも狼伝説があるのです。これについては、改めてご紹介します。

会議室です。
狼さんチームのカラーをあしらったステンドグラスのデザインが格好良いですね。

続いて教会へ。
ここもとても美しいです。






教会の裏側に回ると、洗礼をする泉。遠吠えが聞こえそうな狼さんです。

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by 55siena | 2010-01-24 23:32 | コントラーダ | Trackback | Comments(0)

contradaの教会 Tartuca

お次に紹介するのは、TARTUCA(亀さん)チームです。

亀さんチームは、そう、2009年7月のパリオで優勝したチーム。
毎週末のように、Sant'Agostino教会の前の広場でお祝いのお食事会をしていました。

亀さんチームの地域の門。
奥に優勝したパリオのレプリカが飾ってありますが、お分かりになりますでしょうか?

ちなみに本物はこれ。


亀さんチームの教会。黄色と青はチームカラー。

祭壇と天井。祭壇にパリオが飾られています。

となりの部屋に、別の祭壇が床にじかにおかれていました。
どうやら建物を改修したときに、大きすぎて入らなかったようです。

中世の楽譜が展示してありました。


教会の地下には、遺構もありました。

会議室


Museoの方に移動。
古いパリオの衣装の絵画。


これまでのパリオが飾られています。

ショウケースに映りこんだ窓。振り返るとこんな感じ。
亀さんのステンドグラスがかわいい。

亀さんとそれと隣り合った豹さんの地域は、シエナでも最も古い地域。
建物も洗練されているというよりは、どこか温かみのある古さです。



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by 55siena | 2010-01-24 19:49 | コントラーダ | Trackback | Comments(2)

contradaの教会 Valdimontome

ヨーロッパの街を彩る教会。
シエナには、各宗派のそれ以外に、コントラーダ(町内会)ごとに教会があります。
プラス17棟!と考えるとちょっとすごいですね。
しかもコントラーダは、教会だけでなく、Museo(美術館)と、集会所も持っています。

パリオが終わった8月末から、毎週土曜日の午前中、5~6つのコントラーダずつ、
教会と美術館が一般公開されます。
私が見ることができたのは、10のコントラーダ分ですが、それぞれに個性的で
面白かったです。
まずは、他のコントラーダのセネーゼからも「あそこは素晴らしい」とお勧めされた、
Contrada della Valdimontone(ひつじさんチーム)をご紹介します。

入り口をくぐると、

素晴らしい装飾です。

天井も。

そしてこちらがmuseo。
フィレンツェの有名な建築家が設計した、光あふれるガラスと木のぬくもりの調和した建物です。

こんな空間で会合したら、いいディスカッションになりそうです。

これは、1977年のパリオです。
特に重要なパリオがこうして吹き抜けに張り出すように飾られています。

そしてその裏がわにも。こういうアイデアがすごい。

また、建物の一角には、各時代のパリオが並べられています。

古い衣装。昔の人のサイズは小さかったそうです。

こちらは、騎手のユニフォーム。薄いサーモンピンク。ちょっとパジャマみたい^^

このコントラーダは、もう一つ、古い教会を改造した美術館も持っています。

こちらの内部のデザインもアンティークxモダン、とてもステキです。

展示の仕方も工夫されています。


ひつじさんチームは黄色と赤がシンボルカラー。白い大理石に映えます。


ひつじさんチームはシエナの一番南の端っこ、ローマ門近くに位置するコントラーダ。
そういう地理的好条件もあって、さらに素晴らしい眺めの庭付きコミュニティセンターも
持っています。市内中心部のコントラーダからはうらやましがられています。






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by 55siena | 2010-01-06 12:01 | コントラーダ | Trackback | Comments(0)

シエナのコントラーダ

シエナには17のコントラーダ(町内会?)があります。

Aquila ワシ
Bruco 毛虫(カイコ)
Chiocciola かたつむり
Civetta ふくろう
Drago 竜
Graffa キリン
Istrice はりねずみ
Leocorno ユニコーン
Lupa オオカミ
Montone ひつじ
Nicchio 貝
Oca がちょう
Onda 波(マスコットはイルカ)
Pantera 豹
Selva 森(マスコットはサイ)
Tartuca 亀
Torre 塔(マスコットはゾウ)

どうしてこの名前なの???
たとえば、「カイコ」さんチームは、昔、絹の生産者の集まりだったとか、
「貝」は、その地域の地層から貝がらがたくさん発見されたからとか、
わかりやすいのもあるんですが、なぜ?と思うのがほとんどです。^^

13世紀ごろ、シエナの勢力範囲は、海側のグロッセートから、
山側のアレッツオまでと、トスカーナの広域にわたっており、
中世自由都市として繁栄し、コントラーダも42あったそうです。
それが、14世紀のペストの流行で人口が大幅に減少し、
シエナの勢力も領地も縮小し、コントラーダも23になってしまいました。
そして、16世紀中ごろには、自由都市の終焉を向かえ、
フィレンツェの支配下に入ります。
時代の流れとともに、しだいに有力なコントラーダが、弱いコントラーダを
吸収合併して、18世紀に、現在の17コントラーダになったそうです。

「波」のコントラーダは昔、海に面した領地のなごりだそう。

セネーゼにとっては、コントラーダはとても大切なもので、
たとえば、違うコントラーダ同士のカップルの場合、パリオの4日間、
それぞれの実家に帰ったりする方たちもいるそうですし、
結婚するときには、後々喧嘩しないように、子供をどちらの
コントラーダにするかを予め結婚契約書に書いたりするそうです。

コントラーダは「家」に所属するのではなく、「どこで生まれたか」に
よって決まるそうです。
ですので、引越しをしたりすると、親と子供のコントラーダが違うという
ことも起こるのですが、それでも子供は家族と関係なくコントラーダの
行事に参加するそうです。コントラーダは、言ってみれば、大きな家族
のようなもので、子供たちも、兄弟同然に仲良く成長するので、
問題ないそうです。

昔は、家で子供を産んでいたので、そのまま家のコントラーダに
自然に属すことになっていましたが、現代の若いカップルは、
街の城壁の外に住んでいたり、病院で子供を産んだりしているので、
どこに所属するかが問題となりましたが、今では、コントラーダの守護聖人の
教会で洗礼をうけることによって、子供のコントラーダを決定することに
なっているそうです。

パリオには、コースの広さの都合上?、10のコントラーダしか出場できません。
パリオで騎乗する騎手の方は、街の住人ではなくて、プロフェッショナルな
騎手さんなので、誰を雇うか?というものコントラーダの戦略になるそうです。
すごいお金が払われるそうです。
それにしても、パリオは鞍を使わないので、騎手さんも大変なんじゃないかしら???

ちなみに今週は「カイコ」さんチームのお祭り週間で、
火曜日の夜にカイコさんコントラーダの庭園で開かれたディナーに
学校の行事でお邪魔させていただきました。
庭園はとても広くて、あちらこちらにテーブルと椅子がセットされ、
とても素敵な野外パーティーでした。

お食事、私は、トマトのブルスケッタにトルテッリーニと炙り焼きの
サルシッチャ(ソーセージ)をチョイス。
美味しかった~(こういうお食事でも美味しいのがイタリアのよいところ!)
























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by 55siena | 2009-07-16 22:51 | コントラーダ | Trackback | Comments(2)