2016年 06月 29日
オーベルジュ キャトルセゾン June 28th 2016 |
2016年6月28日火曜日、浜名湖を望む美しいオーベルジュ、キャトルセゾンにてオリーブオイルセミナーを担当させていただきました。
今回のテーマは「オリーブオイルで世界を旅する」と題しまして、イタリア、スペイン、アメリカ、オーストラリア、日本のオリーブオイルをご用意しました。
オリーブオイルのラインナップ
イタリア : ウンブリア州 Podere il Sasso (ブレンド)
スペイン: アンダルシア州 Estepa Virgen(ブレンド)
アメリカ : カリフォルニア州 Round Pond(ブレンド)
オーストラリア : ヴィクトリア州 Cobram(単一品種)
日本 : 静岡県 アグリ浜名湖(単一品種) (貴重な経年検査用の最後のLOTをお分けいただきました)
まずは、オリーブオイルのテイスティングから。
テイスティングカップを手にとって、温めながら香りを確認していきます。
まず最初に感じる印象は草の香り・・・
つづいて、口に含むと、「辛い!」「あら、最初は意外とマイルド」などの感想がでました。
また、「青りんご?」「くるみの渋皮?」などと口々に言いながら、楽しそうにオリーブオイルの香りを味をさがしてくださいました。
オリーブオイルはやはりお料理に合わせて使うものですから、このオイルには、白身のお肉、チキンのクリーム煮に合います、などとお話しますと皆様、熱心にメモをとっていらっしゃいました。
お食事タイムの前には、
今回のお料理を用意してくださった髙橋シェフからお料理の説明がありました。
美しいフランス料理を、地元の旬の食材で展開してくださいました。
アミューズのタンポポのビスキュイサレ、鮎のリエット添えにつづいて、お料理が運ばれてきます。
オードブル : 色々魚介のニース風サラダ&浜名湖産穴子のテリーヌ
浜名湖産アナゴのテリーヌと、同じ地域でとれたアグリ浜名湖さんの繊細な味わいのオリーブオイルの相性がぴったり。ニース風サラダにはEstepa Virgenを、サツマイモのムースにはRound Pondを。
スープ : とうもろこしのポタージュとトマトのフラン
地元産の「かんかん娘」という甘いとうもろこしのポタージュの下に、さわやかな甘さと酸味のトマトのフランが隠れています。トッピングにはポップコーン。様々な食感を味わえるスープでした。
こちらには、Cobramのオイルをかけるとよりまろやかに、Poder il Sassoをかけると力強い味わいに。
メイン : 舞阪漁港からの鮮魚のポワレ、胡瓜とタプナード、オリーブオイル風味
今日の鮮魚は「まとう鯛」。引き締まった白身をキュウリのソースに絡ませると味わい深く、花ズッキーニとアスパラソバージュが華やかさを沿えていました。
華やかなフレーバーのEstepa Virgenのオイルが加わると、白身魚の繊細な味わいとキュウリの緑のさわやかさをさらに引き立てます。
デザート : ヌガーグラッセ、レモンオリーブの香り
レモンオリーブオイルがさわやかなデザートとハーモニーを奏でます。
世界地図をみると、今回の5つの産地は緯度がほぼ同じ。
オリーブが温暖な気候帯で広くつくられていることを感じます。
また、新世界のアメリカ、オースラリアでは、イタリア、スペインの品種を上手に取り混ぜて作っているのも特徴です。これらの地域のオリーブオイルがこれからもっと日本に入ってくることでしょう。
オリーブオイルは現在、世界中で作られていて、それぞれに味わいが違い、ワインのように好みの味わいを選ぶことができると実感いただけたのではないでしょうか。
このセミナーでの体験が、皆様のオリーブオイル選びに役立つヒントとなることを願っています。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
今回、主催いただきました、オーベルジュキャトルセゾン様、アグリ浜名湖株式会社様、そしてスタッフの皆様に深く御礼申し上げます。
「オーベルジュ キャトルセゾン」 http://l-qs.com/
「アグリ浜名湖株式会社」 http://agri-hamanako.jp/
Scuola Olivina
今回のテーマは「オリーブオイルで世界を旅する」と題しまして、イタリア、スペイン、アメリカ、オーストラリア、日本のオリーブオイルをご用意しました。
オリーブオイルのラインナップ
イタリア : ウンブリア州 Podere il Sasso (ブレンド)
スペイン: アンダルシア州 Estepa Virgen(ブレンド)
アメリカ : カリフォルニア州 Round Pond(ブレンド)
オーストラリア : ヴィクトリア州 Cobram(単一品種)
日本 : 静岡県 アグリ浜名湖(単一品種) (貴重な経年検査用の最後のLOTをお分けいただきました)
まずは、オリーブオイルのテイスティングから。
テイスティングカップを手にとって、温めながら香りを確認していきます。
まず最初に感じる印象は草の香り・・・
つづいて、口に含むと、「辛い!」「あら、最初は意外とマイルド」などの感想がでました。
また、「青りんご?」「くるみの渋皮?」などと口々に言いながら、楽しそうにオリーブオイルの香りを味をさがしてくださいました。
オリーブオイルはやはりお料理に合わせて使うものですから、このオイルには、白身のお肉、チキンのクリーム煮に合います、などとお話しますと皆様、熱心にメモをとっていらっしゃいました。
お食事タイムの前には、
今回のお料理を用意してくださった髙橋シェフからお料理の説明がありました。
美しいフランス料理を、地元の旬の食材で展開してくださいました。
アミューズのタンポポのビスキュイサレ、鮎のリエット添えにつづいて、お料理が運ばれてきます。
オードブル : 色々魚介のニース風サラダ&浜名湖産穴子のテリーヌ
浜名湖産アナゴのテリーヌと、同じ地域でとれたアグリ浜名湖さんの繊細な味わいのオリーブオイルの相性がぴったり。ニース風サラダにはEstepa Virgenを、サツマイモのムースにはRound Pondを。
スープ : とうもろこしのポタージュとトマトのフラン
地元産の「かんかん娘」という甘いとうもろこしのポタージュの下に、さわやかな甘さと酸味のトマトのフランが隠れています。トッピングにはポップコーン。様々な食感を味わえるスープでした。
こちらには、Cobramのオイルをかけるとよりまろやかに、Poder il Sassoをかけると力強い味わいに。
メイン : 舞阪漁港からの鮮魚のポワレ、胡瓜とタプナード、オリーブオイル風味
今日の鮮魚は「まとう鯛」。引き締まった白身をキュウリのソースに絡ませると味わい深く、花ズッキーニとアスパラソバージュが華やかさを沿えていました。
華やかなフレーバーのEstepa Virgenのオイルが加わると、白身魚の繊細な味わいとキュウリの緑のさわやかさをさらに引き立てます。
デザート : ヌガーグラッセ、レモンオリーブの香り
レモンオリーブオイルがさわやかなデザートとハーモニーを奏でます。
世界地図をみると、今回の5つの産地は緯度がほぼ同じ。
オリーブが温暖な気候帯で広くつくられていることを感じます。
また、新世界のアメリカ、オースラリアでは、イタリア、スペインの品種を上手に取り混ぜて作っているのも特徴です。これらの地域のオリーブオイルがこれからもっと日本に入ってくることでしょう。
オリーブオイルは現在、世界中で作られていて、それぞれに味わいが違い、ワインのように好みの味わいを選ぶことができると実感いただけたのではないでしょうか。
このセミナーでの体験が、皆様のオリーブオイル選びに役立つヒントとなることを願っています。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
今回、主催いただきました、オーベルジュキャトルセゾン様、アグリ浜名湖株式会社様、そしてスタッフの皆様に深く御礼申し上げます。
「オーベルジュ キャトルセゾン」 http://l-qs.com/
「アグリ浜名湖株式会社」 http://agri-hamanako.jp/
Scuola Olivina
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by 55siena
| 2016-06-29 15:20
| セミナー